毎日食べているお米やパンの中にも、アレルギーの原因となる成分が含まれていることをご存知ですか。症状が軽いと気づかないまま過ごしてしまいがちですが、いつもより調子が変だなと思う時があったら、食事もチェックしてみましょう。
意外と気づかない食物アレルギーとは?
<米>
お米のでんぷん質のアミロースは粘りの少ないうるち米に多い。最近人気の粘りのある低アミロース米は、相対的にでんぷんの一種であるアミロペクチンの比率が高い。アミロペクチンは分子量が大きく、稀にアレルギーの原因となる場合がある。
<小麦粉>
小麦粉のグルテンは、品種改良が進んだ小麦に多く、グルテンアレルギーを引き起こすことがある。
<ストレス>
ストレスなどで腸内環境が変化し、腸管バリア機能が低下すると、アレルギー反応を起こしやすくなる。
<魚介類>
変性した魚貝類にはヒスチジンが多く、ヒスチジン→ヒスタミンに変化し、これによるアレルギー症状を起こす場合がある。
※ いずれも保険診療の範囲では検査ができません。常に自分の身体の変化に目を向けることが大事です。