発酵菌のチカラで作られる発酵食品は、製造過程に時間がかかり価格も安くありません。しかし添加物を使用して製造された安価な商品は、ヒトの健康に寄与するとされる発酵食品とは違った食品となっています。また練り製品や清涼飲料水などの加工食品に対しても原材料に目を配り、価格の安さを選択基準にせずに本物をえらびましょう。
栄養素が損なわれていない自然に近い食材を選ぶ
①.カット野菜は栄養成分が減少しているので、食材は丸ごと買って調理するのがベスト。
②.糖分の多い高級ぶどうより、ポリフェノールや鉄分、リンゴ酸などが豊富な山葡萄を選ぶ。
③.精製小麦を使った白いパンより、全粒粉やライ麦など未精製の穀物を使ったパンを選ぶ。
④.その土地の気候風士に合った野菜が一番良い。品種改良され過ぎていない野菜を選ぶ。
正しく製造された発酵食品や加工食品を選択する
味噌や醤油、酢などの発酵食品は、腸内環境を整えてくれるとても重要な食品です。値段が高くても時間をかけて素材本来の力を引き出し、発酵させた食品を選ぶことが大切です。毎日食べるものだからこそ、本物を選びたいですね。
①.発酵食品は材料自体がシンプル。時間をかけて丁寧に発酵させたものを選ぶ。
②.かまぼこやちくわなどの練り製品は、増量剤や食品添加物が少ないものを選ぶ。
③.市販のキムチのほとんどには添加物が入っている。酸っぱくならないのがその証拠。
④.市販の清涼飲料には、果糖シロップ(異性化糖)や人工甘味料が入っているので注意。